断捨離
ずいぶん前から断捨離というものが流行りですね!
行き過ぎてミニマリストなんて方々も登場しているようです。
因みに断捨離とは「モノへの執着を捨て不要なモノを減らすことにより、生活の質の向上・心の平穏・運気向上などを得ようとする考え方のこと。」
モノへの執着を捨てきれないちゃこですが、このところ何故か自分の中に断捨離ブームが起きています。
というか、
単なる大掃除を始めました。
それは服や雑貨をはじめ、熱帯果樹にも及んでおります。
捨てるとき・手放すときの自分ルールってありますか?
これがルール化されないと片付けられません。
いくら思い入れがあってもね、使わなきゃただスペースを消費する置物なんですよ。
私ちゃこは
服は「1年袖を通していないもの」
雑貨類や趣味のものは「1年存在を忘れていたもの、使っていないもの」
を処分の判断基準にしました。
だって季節が回って使わないものなんて、この先も使う保証はないじゃないですか?
熱帯果樹は「熱を入れていないもの・勢いで買ったけど結実に不要な品種・リクエストのあったもの」です。
リクエスト?
そうです。オークションやこのHPで「〇〇ってありませんか?」とか要望あったものはどんどん出品していきます。
もちろん適正と思しき価格で!
というわけで、オークションはこれから少し熱帯果樹以外も出品していきますが、たくさん作ったタマリンドやゴールデンドラゴンフルーツなんかも出品していきますので、オークションID:chacco794をよろしくお願いします。
植物の発送方法と注意
オークションが身近になって色んなものを売買できるいい時代になりましたね!
植物園や現地でしか目にすることのできなかった珍しい植物も、個人愛好家や業者様のお陰で安価に入手できるようになりました。
じゃ、さっそく自分も、うちにある植物をオークションで売ってみようか、、、
と思ったあなた!
植物の発送方法って実はよくわからないんじゃありませんか?
「箱に入れて終わりだろ?何を細かい事を言ってるんだコイツは!」
違うんです!
植物には、植物ならではの発送方法があるんです。
それをこれから植物のオークション歴5年のちゃこが偉そうに語ります。
まず、植物は生き物です。
生き物ですから水が必要です。
配送の途中に水をあげることはできませんから、事前に少し多めに水をやっておきます。
で、これを箱に入れるとどうなるか?
鉢底から染み出た水分で箱が濡れて底が抜けます。
箱を持ち上げると植物だけが取り残されるなんて、コントみたいなことになります。
なので、鉢はビニール袋に入れ、2重にしておきます。
陶器鉢なんかはさらにプチプチで包んでおけば安心です。
また、口は縛りましょう。
袋に入れたところで、箱に入れましょう。
どうですか?
すっぽり入りましたか?
鉢の周りがスカスカになってませんか?
多くの植物は鉢の直径よりも樹冠がはみ出します。
樹冠に合わせて箱を選ぶと鉢周りがスカスカになっちゃうんです。
これをそのまま発送するとどうなるか?
ずばり、枝がバキバキに折れるでしょう!
鉢植えで一番重いのは恐らく鉢です。
そのいわば重心が動くわけですから、倒れたりひっくり返ったりして柔らかい枝が折れてしまいます。
一度、6鉢の苗をまとめて購入したことがあったのですが、手元に届いたのは大量の土に埋もれた6本の棒と6つの空のポリポットだったことがありました。
私はTwitterをやってませんが、あげてたらたぶん炎上してたでしょう。
なので、絶対に鉢を箱に固定する必要があります。
いいですか?絶対です!
ポピュラーなのはひもで固定する方法です。
底に4か所穴をあけ、箱ごと鉢を縛ってしまいます。
大型の鉢なら鉢の上部にひもを渡して、上下方向に動かないようにすることですかね。
因みに空いたスペースには緩衝材として新聞紙を丸めて入れておくといいと思います。
枝が柔らかいものや支柱がしてあるもの等は、箱に紐などで固定しましょう。
輸送中の揺れで枝葉が損傷するのを防いでくれます。
では、ここまで来たら蓋をしめて梱包は完成になります。
大型なものや重いものには、運ぶ人のことを考えて持ち手も付けてあげるといいですね。
発送する際は「天地無用」「下積厳禁」のオプションを必ず付けましょう。
また、遠方(特に沖縄等の離島)に発送する際は必ず天候不順などが起きていないか確かめてください。
台風で荷物が足止めされると、1週間ちかく荷物が止まるなんてザラです。
その間に植物が枯れることがあります。
また、冬場や寒い時期に耐寒性のない植物を送るのは控えましょう。
あと、ここからは豆知識というか小ネタなんですが、配送業者各社にはサイズ上限というものがあります。
植物の大物は思っている以上に大きいので、必ず梱包前にサイズを計測して無理のない配送を行いましょう。
お前だけだろ、、、、、、、、?
はい、そうです。
ヤマ〇のババァにサイズ2cmオーバーとかで何度突き返されたことか、、、、、、、、
逆にサイズが小さいなら第四種郵便の植物種子等郵便物がお得です。
1辺の最大60cm、3辺の合計90cm、重さ1kg以内なら最大で586円で利用できます。
悪用防止のために郵便局で植物が入っていることを証明しなければなりませんが、定形外よりも100円以上お得なので使って損はないと思います。
また、重量を軽くするため抜き苗といって植物を土から引っこ抜いて発送することもあります。
これは水切れに強くて発根が容易なサボテンや多肉・ブロメリア系に限られますが、送料が安く済むので喜ばれますね。
では最後にまとめです。
・植物は水をやって鉢をビニール袋に入れる
・鉢や幹等を箱に固定する
・着地の天候と配送中の気候に注意する
・植物に合わせた配送方法を選択する
以上が植物を発送する上での注意点です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
グァバ茶の作り方
緑が青々としてきましたね!
今日は糖尿病やダイエットに効くグァバ茶の作り方を書いていきます。
ついでにグァバ(イエローストロベリーグァバ)の剪定や特性についても紹介させていただきます。
まず用意するのはご家庭に必ずあるといってもいいイエローストロベリーグァバ(以下、イエスト)です。
突っ込みは無用です。
戸外越冬株でしたら、そろそろ新芽と同時に花芽も確認できるようになりましたね?
それでは、その新芽を花芽を残して摘み取っていきます。
こんな感じです。
花芽より先を摘み取ることで、花芽に十分な栄養がいきわたると同時に株が大きくなりすぎるのを防ぎます。
イエストは世界の侵略的外来種100にも選ばれるほど丈夫ですから、放っとくとどんどんでかくなります。
で、摘み取った新芽は色が変わるくらいサッと湯がいて2〜3日陰干しします。
カラカラに乾燥したら完成です!
お好みで炒りの工程を追加してもいいと思います。
1杯分くらい試飲したら、デートの前夜・水着になる前等、ここぞと言う時までしまっておきましょう。
ハーブティーなんかに混ぜるのもオススメです。
因みにイエストですが、花芽は開花したらほぼ100%実になります。
摘果してもいいと思いますが、どうせ充実させたところで実が小さいので、全部つけておいてもいいと思います。
その味はグァバの香りのするヤマモモ味の粗いミニトマトの食感です。
ストロベリーって感じではないですね。
某匿名掲示板でディスられがちなイエストですが、個人的には割と好きです。
収穫後には忌枝を切りますが、放置でも割と樹形が整うので細かい剪定もいりません。
というか、前年?枝に花芽がつくので剪定しすぎると翌年結果が少なくなるので要注意です。
以上、グァバ茶の作り方でした!
東谷山フルーツパークに行ってきたよ!
GWはいかがお過ごしでしたか?
ちゃこはGW後半4日のうち、3日は東谷山フルーツパークにいました。
馬鹿なの?
はい、馬鹿なんです。
東谷山フルーツパークは名古屋市にあるフルーツのテーマパークになります。
毎年ここではGW後半の3日〜5日はトロピカルフルーツフェアというイベントを行っているんです。
試食会やいろんなイベントが日を変えて行われます!
ちゃこは何しに3日もいって来たのかって?
そら、、、
苗の即売があるからですよ!
フトモモ、マレーフトモモ、コーヒー、フクベ、オクナ、スターフルーツ、グルミチャマ、ピタンガ、タチバナ、パパイヤ、マンゴー、ジャボチカバなんかの苗が並びます。
自分でも書いててわくわくするラインナップです。
で、これが3イベント初日の開園数分で消えます笑
開園待ちの列に目の色がおかしい人がいましたね?
私です。
嘘です。
知る人ぞ知るイベントなので、トロピカルフルーツ育成家が開園ダッシュで買い占めてしまうからですね。
私は今回あんまりゲットできなくてしょんぼりです。
で、他にもトゲバンレイシ、ハママンゴスチン、ジャックフルーツなんかの苗も並んだことがあるらしく、熱帯果樹愛好家垂涎のイベントとなっております。
えーと、他には、、、、、、、、
他には、、、、、、、、、、、、、、、、、
あ!温室もあります!
世界の熱帯果樹と称するだけあって本当に様々な熱帯果樹が植えられていて、見ていて飽きません。
この時期はフトモモ科の開花時期にあたり、マレーフトモモの深紅の花やフトモモの実なんかも鑑賞できます。
温室内では毎年ドリアンの試食会をやってますね!
ドリアン食べたことない人は是非食べてみてください!
キャラメル風味の肉じゃがですから!
えーと、他には、、、、、、、、、、、、、、、、、、
あ、出店が出てます!
えーと、あとは、、、、、、、、、、、、、、、、、、
ステージで色んなショーがあります!
近隣大学のサークルが出てるようでチアリーディングやらやってたようですね。
あ、でっかいカメラ持って走ってたのはこっち目当ての人たちだったのか。
あとは、、、、、、、、、、、
私は苗の販売目当てだったので、あんまり見てませんでした。
水やりを極める者は園芸を極める
このところ季節の変わり目か雨が多く降り、水やりの手間が省けたと喜んでいるちゃこです。
それはそうとして、園芸の日常の手入れは水やりと肥料やり位ですよね。
あとは植え替えと剪定。
中でも水やりは「水やり3年」ともいわれ、基本でありながら難しいもののひとつです。
植物育成の三大要素「水分・温度・日照」の中にもある通り、水やりは植物の育成に重要なファクターとなります。
土の状態を見極めて適切な量をあげる。
単に毎日水をダバダバあげればいいというものではないし、あげなさすぎもよくない。
これの習得に3年はかかるということなんでしょうね。
ちなみに、そろそろ水あげなきゃなんて思って、やった当日の夜に雨が降ったりなんてこと、良くありませんか?
私はしょっちゅうです笑
洗車したら雨が降るようなもんで、マーフィーの法則ですね笑
あと、水やりは単に植物に水分を供給するだけではなく、土の中に酸素を供給する役目もあります。
だから、雨が続いても植物はそこまで根腐れしないんですよね。
根腐れするのは決まって雨上がり。
土が濡れている=空気の流れが悪い中、呼吸ができなくなった根が死んでしまいます。
気温が上昇して土中の嫌気性細菌が増殖し、窒息した根を急速に分解していくことで根腐れが発生するんです。
それを防ぐには
1、用土は古くなったら交換する
2、水やりは土の中が乾燥してきたらあげる
3、肥料はやりすぎない
が大事かなと個人的に思います。
因みに熱帯果樹には水を欲しがるものが多くあり、そういうやつらに水切れは厳禁です。
細かく言ってくとキリがありませんが、フトモモ科は多めにやって損はないと思います。
水をやらなさすぎないデメリットは成長が止まる、枯れる、葉焼けが発生しやすくなるの3点かと思います。
特に根腐れを恐れるあまり、あまり水やりをしないでいると植物自体が黄色くなってきます。
葉が黄変する原因はいろいろありますが、肥料と共に慢性的な水不足も疑ってあげてください。
ヘンテコ植物!?
変わったものが好きなちゃこは、果樹じゃなくてもへんてこ植物を見つけると衝動買いしてしまいます。
今日は熱帯果樹ブログで語られないヘンテコ植物のご紹介です。
まずはエアプランツです。
100均なんかにも並ぶようになって久しいので、ご存知かと思います。
デデンと植物体がいる様はどんな風景にもマッチし、意識高い系のインテリアに多用されています。
エアプランツの原産地は南米。高温多湿環境にあるため、体表面から空気中の水分を吸収しています。
日本の乾燥した環境では水をあげないとだめです。
「根っこがないから土に植えなくていい=水やり不要」という誤解により、たくさんのミイラが園芸初心者さんの手により製造されています。
植物なんだから水が要るのは当たり前やんけ!!サボテンだって水いるわ!
ちなみに我が家では風呂場に置いてます。意識低い系です。
あれ?根がないのになんで鉢に植えてるのか?
こいつらはアリ植物と言い、葉と葉の間にアリを住まわせているのです。
このタイプのエアプランツは何かにくっ付けて根の発達を促した方が生育が良好なようです。
エアプランツの中でもまたマニアックなものを選んでしまうのがまたちゃこらしいです。
次は食虫植物。
罠式、粘着式、吸込み式、落とし穴式、、、と色々な方法で虫を取る彼らですが、我が家では落とし穴式のサラセニアと吸込み式のタヌキモを育てています。
育てていますと言えば聞こえがいいですが、水連鉢に突っ込んだままほぼ一年中ほったらかしです。
というより、野趣溢れる彼らに加えられる手などありません。
肥料が不要。腰水しておくなら水やりも不要。できることは枯葉を除く時と大きくなった時の植え替えのみ!
実はガーデニングの大敵である蚊を取ってもらうように置いているのですが、効果を実感できたことはありません。
でも、彼らの禍々しい姿が大好きなので、これからも置いていくと思います。
最後は多肉植物。
昔から多肉植物は人気でしたが、寄せ植えなんかでさらに拍車がかかりブームになりましたね。
で、一般的に流通している植物を見るとあまり見られない品種を探したがるのが私の悪いところ。
これ、一見普通のサボテンに見えますよね。
少し詳しい方はユーフォルビアとか〇〇麒麟かなって思いますか?
残念!正解はスタペリアです!
なにがそんなにちゃこを惹きつけるのか。
それは、この花!
ラフレシアみたいな素晴らしい花です。
ラフレシアみたいな臭いを放ちます。
そう!「ラフレシア」として欲しかったのです。
本物のラフレシアは寄生植物で、ミツバビンボウカズラというヤブカラシみたいな植物に寄生して二年以上しないと発生しないそうです。
でもスタペリアならサイズは小さくても管理が楽で毎年花をつけます。
あぁ。素晴らしいスタペリア!
でも絶対普通の人なら嫌がる花だと思いますけどね。
あと今年はウェルウィッチア(奇想天外)なんかにも手を出してみたので、興味のある方は「あれ、どうなったの?」と聞いてみてください。
ぶっちゃけ植物園レベルの栽培難易度らしいので語らないということはお察しですが。
植物紹介〜ブラックサポテ〜
熱帯果樹や知らない食べ物を食べた時の感想は人それぞれです。
乳酸菌飲料の洋梨だったり、水っぽいリンゴだったり、バナナとパイナップルに柿を足した感じだったり。
熱帯の果樹は本当に色々な味の例えがあります。肉じゃがなんてのもありますしね。
そんな中でも「チョコレートプリン」と例えられる果樹はご存知ですか?
以下、いつものようにwikiから引用
ブラックサポテ(英名 : Black Sapote、学名 : Diospyros nigra)は、メキシコ東部、中央アメリカ、コロンビア南部を原産とするカキノキ科の種である。他に、チョコレートプリンフルーツ、チョコレートガキ、 スペイン語でサポテプリエト(Zapote Prieto)とも呼ばれている。常緑樹で成木になると25m以上の高さに成長することがある。霜には弱いが、多少の霜でも耐えることができる。葉は、深緑色で光沢があり、形は卵形から楕円形であり、長さ10-30cmである。雄花しか開花しない樹木、自家不和合性であるが雄花と雌花とを咲かせる樹木がある。種子から育てた場合、果実が実るまで約3-4年かかる。
2017年の年末あたりからヤフオクでやたらとブラックサポテの実生苗が出回っておりました。
私も存在だけは知っていたのですが、探そうにもどこにもない!種すらない!
そんな状態だったので、ヤフオクに出品された苗には入札が殺到!
未開花の1株が1万越えは当たり前。接ぎ木苗になると3万近くまで上がりました。
ブラックサポテバブルが起きていたんですね!
このビッグウェーブにのるしかない!ってことで私も参加して、ついに3株ゲットできました!
私にもし嫁が居たら離婚の危機だったでしょう。
それくらいお値段はりました。
独身貴族の本気見せてやりましたよ。
ちなみにwikiには「雄花しか開花しない樹木、自家不和合性であるが雄花と雌花とを咲かせる樹木がある。」
とあるのですが、数少ない栽培記録を見る限り、雌雄異株であることが多いようです。
というか雌花が咲いたが受粉できないという記事しか見ない。
その証拠(?)に、ヤフオクに出品された接ぎ木や取り木の苗には雌雄の表記があります。
その出品者が正しいかはわかりませんけどね。
さて、私が落とせたのは実生苗5年生・雌取り木・雄雌接ぎ木苗でした。
実生苗が雄雌どちらに転ぼうとも確実に結実までもっていきたい考えです。
また成長次第、記事にしていくのでよろしくお願いします。