愛知で熱帯果樹

愛知で熱帯果樹を育てている人のブログです

植え替え

鉢植え植物の避けては通れない道、それは鉢増し。

鉢は地面と違って土の容量が一定です。

植物の成長に合わせて土の容量、つまり鉢も大きくしていかなければなりません。

 

植物の生育環境に合わせて土の配合を細かく変えてあげられればベストですが、ちゃこは雑な人間なので基本的に

培養土+赤玉土(小粒)

で用土を作ります。排水性は用土の混合比率で調整です。

 

ちゃこが主に使っている培養土はDCMブランドのココヤシピート培養土です。

大きさと価格のバランスがよく、ココヤシピートが通気性と保水性を確保してくれます。

また、ピートモス程水分量で物性が変化しないので、気に入っています。

 

赤玉土はまぁ、こだわりません。

時に鹿沼土も使いますが、食虫植物とかぐらいで専ら赤玉土の小粒です。

 

 

鉢増しの手順ですが、ここでホワイトサポテのゴールデングローブ君に登場してもらいます。

 

 

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適当な鉢に培養土と赤玉土を6:4~3:7の割合で混合します。

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次に植物を鉢から抜きます。

そして、一回り大きな鉢に鉢底ネットか鉢底石を敷き詰め、培養土を入れます。

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その上から植物を載せて、周りに土を入れて出来上がりです。

 

ポイントは根鉢を崩さないことと、培養土の突き詰めです。

熱帯果樹の多くは根が弱く、根鉢を崩すと成長が止まったり最悪枯れます。

なので、小さなうちはなるべく根鉢を崩さない方が賢明です。

 

また、根鉢〜鉢周りは指で用土を軽く押さえて突き込んであげることで、鉢内に隈なく用土が行き渡り無駄なスペースをあけることを防ぎます。

 

 

にしてもナーセリーから送られてくる状態に比べて鉢が大きいと思いますよね?

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ちゃこはサラリーマンなので日中は水やりができません。その水分量確保の為に大きめの鉢をチョイスしています。

もちろん大きすぎる鉢についてのデメリットは承知していますので、バランスを取った上での「大きめ」です。