植物紹介〜ジャボチカバ〜
皆様は「検索してはいけない言葉」を知っていますか?グロ画像だったりグロ画像だったり、グロ画像だったり。
実はその中に熱帯果樹があることをご存知ですか?その名もジャボチカバ。
発音して一発で名前が伝わることは難しい、私も初めに聞いたときは宇宙語のように感じました。原産はブラジルやボリビア。
その特徴は何といっても実が幹につくという事。
幹成花というのですが、熱帯果樹では珍しいことではありません。
カカオやドリアンなんかも幹から実が直接生えたりしてます。
でも、ジャボチカバはひと味違う。
実がびっしり。
それこそカエルの卵みたいに幹にびっしり実が付きます。
和名を木ブドウというのですが、そんな悠長な響きが似合わないくらいびっしりです。
ブドウの粒が幹にびっしり!
一面びっしりです。
このテンションで気持ち悪さが伝わってくだされば幸いです。
さて、このジャボチカバには3系統ありまして、葉の大きさで呼び分けられているようです。
葉の大きな大葉系、葉の小さな小葉系、そして中間の中葉系です。
中葉は一番実が大きいらしいのですが、一番おいしくなく観賞用とのことでした。
小葉系は品種名ミウーダ。
ブラジル原産で成長が緩慢で実生(種から育てたらこういいます)だと開花まで10年以上必要と言われております。
大葉系は品種名サバラ。
ボリビア原産で実生の開花まで6年。小葉系よりマシにしても成長は遅いです。
そして、おそらく世で出回っている無印ジャボチカバはこの大葉です。
ジャボチカバの存在を知って早十年。
育て始めて早4年。捨てようか育てようか迷いながらここまで来ましたが、ようやく2017年6月2日に初開花させました。
大葉系のおそらく6年生を購入しましたので、樹齢10年ですか。
小葉並みにかかりました。因みに小葉は樹齢7年くらいです。もう少し育てなければ、、、。
ちなみに静岡にある西川農園様はジャボチカバに力を入れており、でジャボチカバの摘み取り体験やジャボチカバを使ったメニューが味わえます。
私もモチベーション維持や相談のために西川農園様を訪れさせていただくことがあります。
そんな魅力の詰まったジャボチカバの紹介でした。