植物紹介〜バンレイシ〜
前回のドリアンで果物界には王様がいることは分かりましたが、伯爵もいます。
それが今回ご紹介するバンレイシ(シャカトウ)の親戚・チェリモヤです。
そして、バンレイシとチェリモヤの子供のアテモヤというのもあります。
ちなみに伯爵には奥さんもいてビリバと言います。
我が家は伯爵不在のまま、現在は親戚と夫人がおりまして、子供はすでに巣立っていきました。
残されたビリバとバンレイシによる複雑な人間関係が繰り広げられそうな予感がします。
なんてったって奥さんいるのに別で子供作っちゃってますからね。。
擬人化された挙句、同人誌であんな事やこんな事してそうな気がするのは私だけでしょうか。
あ、私だけですね。すみません。
アテモヤ・シャカトウ・バンレイシ・ビリバと名前が上がりましたが、この中でアテモヤは2回程食べた事があります。
これはドリアンと違って、美味しいから何回も食べた系のリピートです。さすがは世界三大果物の子供です。
食感は洋梨の滑らかかつ石細胞のシャリシャリを感じます。味は「森のアイス」とたとえられるように、果物離れした若干ミルクを感じる味わいです。
総括すると「薄くて甘さがしつこくない飲むヨーグルト、の味のする洋梨」がしっくりきます。
果樹としてですが、育てやすく耐寒性も悪くない非常に良い子です。
芽吹きもよく、成長スピードもそれなりです。また、花数が少なくても人工的に受粉可能なので1本で結実までいけるのも非常にポイントが高いです。
因みに同じバンレイシ科には日本で路地植え可能な「ポポー」という植物があり、こちらは「森のカスタード」と言われております。
バンレイシ科は森の中でスイーツを作るのが好きなようです。